美術與廣告宣傳的定位
倘若不是美術專業或媒體研究者,大概很容易把美術和廣告宣傳兩則混同起來,因為一般消費大眾並不怎麼嚴格區分它們的意義與目的性。但換個角度思考,我們若能習得洞悉這個門道也是值得高興的事情。我在日本古本屋電子報讀到幾則書訊,這次我先介紹其中一冊。田島奈都子的新著-----《日本戦前期のポスター:広告宣伝と美術の間で揺れた50年》(吉川弘文館,2023年3月),我試讀了目錄和作者序言,理性地認為這部書能為好知者帶來指引性的新路標。(2023年5月25日)
自著を語る
『戦前期日本のポスター―広告宣伝と美術の間で揺れた50年―』 青梅市立美術館 学芸員 田島奈都子 2023年3月に吉川弘文館から出版された拙著『戦前期日本のポスター ―広告宣伝と美術の間で揺れた50年―』は、19世紀末から1945年の終戦 までの、約50年間に製作された日本製ポスターが、「美術史」という枠 組みの中で語られるべき存在あることを、多くの人に知ってもらうため に著したものである。 著者の現在の専門は1945年までの日本製ポスターであるが、調査研究 の基軸は美術史に置いており、過去にもこの立場から書籍を何冊か著し てきた。しかし、それらはいずれも作品を主体とした、図録的な色彩の 強いものであった。一方、新刊書はあくまでも文章を主体にした研究書 であることから、註や史料の引用も充実しており、この点は今後の調査 研究にも役立つものと自負している。
田島奈都子(たじまなつこ) <略歴> 1968年 東京都に生まれる 2003年 筑波大学大学院博士課程芸術学研究科満期退学 現在 青梅市立美術館学芸員、専門は戦前期の日本製ポスター <主要著書> 解説『現代商業美術全集』全25巻(復刻版、ゆまに書房、2001年) 解説『明治・大正・昭和お酒のグラフィティ サカツ・コレクションの世界』(国書刊行会、2007年) 編著『プロパガンダ・ポスターにみる日本の戦争 135枚が映し出す真実』(勉誠出版、2016年) 編著『明治・大正・昭和初期 日本ポスター史大図鑑』(国書刊行会、2019年) 編著『ポスター万歳 百窃百笑』(文生書院、2022年)
標籤: 隨筆
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